私の周囲では新型コロナ騒動もだいぶ落ち着いてきたように
感じているところですが、一部の都道府県ではまだまだ感染者が出ており、
決して油断できる状況ではありません。
とくに福祉施設では気の抜けない日々が続いていることと思います。
さて、毎月労働局から出される「最近の雇用情勢」が更新され、
長野県内の5月の有効求人倍率が「1.12倍」だったと発表されました。
前月からマイナス0.17ポイント、1年前の5月には1.66倍だったので、
前年同月比では0.54ポイントのマイナスと、かなりの減少幅になっている
ことが分かります。
ここ数年の傾向だった「求人数の増加、求職者数の減少」が一転し、
「求人数(仕事)が減少、求職者数が増加」となっています。
最近はハローワーク窓口に出向かないので実態が分かりませんが、
聞くところによると求職窓口も一時に比べれば混雑してきているという
ことです。
これから経済状況がどうなっていくかにもよるでしょうが、
福祉・介護の仕事へ転職するという人も増えてくることが考えられます。
“慢性的な人手不足”と言われる福祉・介護の現場。そうかと言って
“来る者拒まず”では失敗するということは多くの事業所が身をもって
実感していることでしょう。
みなさまの事業所は、どういうスタンスでこれからの求人活動を
行いますか?
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