2020年10月26日

同一労働同一賃金 最高裁の判決について

こんにちは!
だいぶご無沙汰してしまいました。
いつの間にか秋も深まってきて、紅葉が見ごろになってきました。
この時期は、仕事であってもいろいろな地域をドライブできるのが
楽しみな季節です。

さて、10月13日・15日に出された、同一労働同一賃金に関する最高裁の
判決(5つの事件に関する判決)が話題になっています。
詳しくはまたセミナー等でお話ししたいと思っていますが、
報道されている結論だけを見ないようにしてください。

「非正規にはボーナス・退職金は出さなくてもいい」
「扶養手当、年末年始手当等は非正規にも支給しなければならない」
…結果だけ見ればそうなのですが、ここに至るまでに裁判所は
様々な事情や状況を勘案して、〇〇という理由で支給すべき/しなくても
不合理とはいえない、という理論を示しています。
事情が変われば結論は180度変わる可能性もある、ということを
認識する必要があります。

いずれにせよ、会社ごとに、「この待遇(給与・手当・休暇など)が
どういう趣旨で、誰に、どれだけ、支給されるのか」を明確にしておく
ことが最も重要です。
そしてもしその待遇に差をつけるのであれば、合理的な(客観的に説明が
できる)理由がつけられるか、というのが争点になります。

同一労働同一賃金のカギは「納得性」と「透明性」です。
裁判の結果に振り回されるのではなく、法人の制度(処遇)のあり方に
ついて、それぞれがフラットな目で、根本的な部分から見つめなおして
いく姿勢が求められていると言えます。





posted by 杉山社労士 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働関係情報
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188064847

この記事へのトラックバック