連日、異常なまでの猛暑の日々ですが、お変わりありません
でしょうか。
この暑さは災害級だということですので、非常事態だと思って
対策をしていったほうがよさそうですね。
くれぐれもお気をつけてお過ごしください。
さて、最近立て続けに、「接遇」について事業所内研修をして
ほしいというお話をいただき、考えておりました。
介護の現場ではよく使われる「接遇」という言葉ですが、
よくよく考えてみると、いまいち意味がはっきりしないように
思います。
「(近くに)接して」「遇する(待遇する、もてなす)」
という複合語ですが、言い換えれば「おもてなし」だったり
「コミュニケーション」だったり、ということになるのでしょうか。
もっと広く捉えれば、「人と人との関わり」すべて、ということ
も言えるかもしれません。
対人サービスである介護という仕事は、「関わり」なくしては
成り立ちません。その関わりの中から、その人の意思をくみとり、
求めることを探していく…そこにはとても高度な専門性が求め
られますし、日々、スキルアップをしていかないといけない部分
なのだと思います。
よく、介護職は資格がなくても、誰でもできる仕事だ、などと
言われているようですが、とんでもない話です。
「接遇」という言葉を使うのは簡単ですが、そこには実はとても
高いスキルや心の持ち方が必要ですし、それは一朝一夕で身につくもの
ではありません。
自分たちの「接遇」(利用者だけでなく、誰に対しても)はどう
あるべきなのか。それをしっかりと考え、職場全体で意識を統一して
さらに質の高いサービスを目指していく必要があります。
【お仕事の最新記事】